​二十四節気 七十二候

小 寒

しょうかん

1月5日

末候 雉始雊 

(きじはじめてなく)

キジが鳴き始める頃 

繁殖期の求愛の甲高い声で鳴く頃

次候 水泉動 

(しみずあたたかさをふくむ)

太陽に温められた地中の

凍水が溶け動き始める頃

初候 芹乃栄 

(せりすなわちさかう)

せりが生え始める頃 

芹(せり)=春の七草

末候鶏始乳

(にわとりはじめてやとにつく)

鶏が鶏小屋に入って産卵を始める 

春が近づくと産卵する

次候 水沢腹堅

(さわみずこおりつめる)

沢の水が凍り厚く張りつめる頃 

厳冬期

初候 款冬華 

(ふきのはなさく)

フキノトウが顔を出す頃 

寒い時期だが草木は春に向かう

大 寒

だいかん

1月20日

​睦 月

1月

末候 魚上氷 

(うおこおりをいずる)

薄氷が割れ魚が飛び跳ねる頃 

薄氷=春先の氷 水が温む頃

次候 黄鶯睍睆

(うぐいすなく)

春告鳥(はるつげどり)の

ウグイスが鳴き始める頃

初候 東風解凍

(はるかぜこおりをとく)

春の風が川や湖の氷を溶かし始める

東風(こち)=春風

立 春

りっしゅん

2月5日

末候 草木萠動

(そうもくめばえいずる)

草木が芽吹き始める頃 

草木の新芽が萌え出る頃

次候 霞始靆 

(かすみはじめてたなびく)

春霞がたなびき始めた頃 

朧=春 朧月夜=春の月の夜

初候 土脉潤起

(つちのしょううるおいにおこる)

雪から雨に変わり

大地を潤い始める頃 脉=脈

​雨 水

​うすい

2月19日

​如 月

2月

末候 菜虫化蝶

(なむしちょうとなる)

青虫たちが羽化し蝶となる頃 

菜虫=葉を食べる虫

次候 桃始笑 

(ももはじめてさく)

桃の花が開花を始める頃

桃の花が笑う=花が咲く

3月6日

啓 蟄

初候 蟄虫啓戸

(すごもりのむしとをひらく)

冬ごもりしている生き物が

戸を開き出てくるかの様に動き出す

けいちつ

末候 雷乃発声

(かみなりすなわちこえをはっす)

春の訪れを感じる雷がなる頃 

春雷=虫を起こす雷

次候 桜始開 

(さくらはじめてさく)

桜が咲来出す頃 

春爛漫の頃

初候 雀始巣 

(すずめはじめてすくう)

すずめがはじめて巣を作る頃 

鳥たちが繁殖を始める頃

3月21日

春 分

しゅんぶん

弥 生

3月

末候 虹始見 

(にじはじめてあらわる)

雨上がりに虹が見え始める頃

淡い虹=春の虹

次候 鴻雁北 

(こうがんかえる)

日本で越冬した雁が

北の国に帰っていく頃

初候 玄鳥至 

(つばめきたる)

南の国からツバメが戻る頃

玄鳥=ツバメ

4月5日

清 明

​せいめい

末候 牡丹華

(ぼたんはなさく)

ぼたんの花が咲き始める頃 

百花の王ぼたん 

次候 霜止出苗

(しもやみてなえいずる)

暖かくなり霜も降らなくなる頃 

田植えの準備が始まる頃

初候 葭始生 

(あしはじめてしょうず)

水辺のアシが芽吹き始める頃 

野山の植物木々も青々とする頃

4月20日

穀 雨

​こくう

卯 月

4月

末候 竹笋生 

(たけのこしょうず)

たけのこが顔を出す頃 

あっという間に伸びてしまう

次候 蚯蚓出 

(みみずいずる)

啓蟄の頃ではなく少し遅れて

冬眠から目覚めるみみず

初候 蛙始鳴 

(かわずはじめてなく)

目覚めたカエルが活動始める頃

カエルが鳴き始める頃

5月5日

立 夏

​りっか

末候 麦秋至 

(むぎのときいたる)

むぎが穂をつける頃 

穀物が成熟する頃(麦嵐 麦雨)

次候 紅花栄 

(べにばなさかう)

ベニバナが咲き誇る頃 

染料として利用されていました

初候 蚕起食桑

(かいこおきてくわをはむ)

かいこが桑の葉を食べらす頃

「おかいこ様」長野県呼び方

5月21日

小 満

​しょうまん

5月

皐 月

末候 梅子黄 

(うめのみきばむ)

梅の実が熟す頃 

梅の実が黄色に色づく頃

次候 腐草為蛍

くされたるくさほたるとなる)

腐りかけた草の下で灯し始める 

ほたるが飛び交う頃

初候 螳螂生 

(かまきりしょうず)

かまきりが誕生する頃 

害虫を捕まえてくれる益虫

6月6日

芒 種

ぼうしゅ

末候 半夏生 

(はんげしょうず)

半夏(カラスビシャク)が生える頃

葉が白く染まる頃

次候 菖蒲華 

(あやめはなさく)

あやめの花が咲く頃 

雨の季節到来

初候 乃東枯 

(なつかれくさかるる)

靫草が枯れていく頃 

ウツボグサは冬に芽を出し夏に枯れる

6月21日

夏 至

げ し

水無月

6月

末候 鷹乃学習

(たかすなわちがくしゅうす)

春に孵化した雛が若鳥となり

狩を学び巣立ちの準備をする

次候 蓮始開 

(はすはじめてひらく)

ハスの花が水面から顔を出し

大輪の花を咲かせる頃

初候 温風至 

(あつかぜいたる)

だんだんと熱くなる頃 

吹き下ろす風が温かくなる頃

7月7日

小 暑

しょうしょ

末候 大雨時行

(たいうときどきふる)

時々大雨が降る頃 

入道雲の頃 夕立大雨の頃

初候 桐始結花

(きりはじめてはなをむすぶ)

桐の花を咲かせる頃 

桐の花=日本国政府の紋章

7月23日

大 暑

たいしょ

次候 土潤溽暑

(つちうるおうてむしあつし)

蒸し暑い頃 

土がじっとり蒸し暑くなる頃

文 月

7月

候 蒙霧升降

(ふかききりまとう)

白い深い霧が立ち込める頃

水辺に霧ができる頃

初候 涼風至 

(すずかぜいたる)

涼しい風が吹き始める頃まだ

まだ暑いが風が少し涼しくなる頃

8月7日

​りっしゅう

立 秋

次候 寒蝉鳴 

(ひぐらしなく)

ひぐらしが鳴き出す頃

​(夕暮れにかなかなと鳴くセミ)

末候 禾乃登 

(こくものすなわちみのる)

穀物が実る頃 

稲が実り稲穂を垂らす頃

次候 天地始粛

(てんちはじめてさむし)

暑さがおさまり始める頃 

暑さが静まる頃

初候 綿柎開 

(わたのはなしべひらく)

わたを包んだガクが開き始める頃

綿の実がはじける頃

8月23日

処 暑

しょしょ

葉 月

8月

次候 鶺鴒鳴

(せきれいなく)

セキレイが鳴き始める頃 

セキレイ=恋教え鳥

次候 鶺鴒鳴

(せきれいなく)

セキレイが鳴き始める頃 

セキレイ=恋教え鳥

初候 草露白 

(つゆくさしろし)

朝露が白く涼しく感じつ頃 

露が降りると晴となる

9月8日

白 露

​はくろ

末候 水始涸 

(みずはじめてかるる)

田んぼの水が枯れる 

稲刈りの準備の頃

初候 雷乃収声

(かみなりすなわちこえをおさむ)

雷が鳴らなくなり頃 

夏の終わり

9月23日

秋 分

​しゅうぶん

長 月

9月

末候 蟋蟀在戸

(きりぎりすとにあり)

戸口で虫がなく頃 

コオロギ=きりぎりす(とよんだ)

次候 菊花開 

(きくのはなひらく)

きくのはなが咲き始める頃 

菊でお祝いをする

初候 鴻雁来 

(こうがんきたる)

雁が北からやって来る頃 

北へ帰った雁が再び飛来する頃

10月8日

寒 露

かんろ

末候 楓蔦黄 

(もみじつたきばむ)

楓、蔦の葉が紅葉を始める頃 

紅葉の季節

次候 霎時施 

(こさめときどきふる)

小雨がときどき降る頃 

気温が低くなっていく頃

初候 霜始降 

(しもはじめてふる)

霜が降り始める頃 

農作物の霜に注意する頃

10月23日

霜 降

そうこう

神無月

10月

末候 金盞香

 (きんせんかさく)

水仙が咲いて香る頃 

金盞(きんせん)=水仙

次候 地始凍 

(ちはじめてこおる)

大地が凍る頃 

霜柱ができる頃

初候 山茶始開

(つばきはじめてひらく)

山茶花(さざんか)

椿ではなくさざんかのこと

11月7日

​立 冬

りっとう

末候 橘始黄 

(たちばなはじめてきばむ)

橘の実が黄色く色づき始める頃 

橘=ミカン科常緑樹

次候 朔風払葉

(きたかぜこのはをはらう)

北風が木の葉をはらい落とす頃 

朔風=北風木枯らし

初候 虹蔵不見

(にじかくれてみえず)

陽の光が弱くなる頃 

虹が見えなくなる頃

11月22日

小 雪

しょうせつ

霜 月

11月

末候 鱖魚群 

(さけのうおむらがる)

鮭が遡上して来る頃 

生まれた川へ戻って来る頃

次候 熊蟄穴 

(くまあなにこもる)

熊が冬眠する頃

秋に冬眠準備をする

初候 閉塞成冬

(そらさむくふゆとなる)

空が閉ざされ冬空となる 

空をふさぐように感じる空

12月7日

大 雪

たいせつ

末候 雪下出麦 

(ゆきわたりてむぎのびる)

雪の下で麦が芽を出し始める頃

次候 麋角解 

(さわしかつのおつる)

鹿の角が落ちる頃 麋=大鹿

12月22日

​冬 至

​とうじ

師 走

12月

次候 蟄虫坏戸

(むしかくれてとをふさぐ)

虫が土に潜り入り口の戸をふさぐ 

冬ごもりの季節

初候 乃東生 

(なつかれくさしょうず)

夏に枯れるウツボグサが芽を出す頃 

靫草は芽を出す